今日は、夏至から数えて11日目の雑節の半夏生(はんげしょう)である
この時期に花穂の下の葉の表面だけを白くして咲く花がある。その名を
古くはカタシログサと呼んでいたが、半夏生の頃に咲くのでハンゲショウ
が通称になっている。花探し散歩でハンゲショウの群生を目にしたので
はんげしょうに合わせてタイムリーにハンゲショウ。
ハンゲショウの花 ↓これは葉は未だ緑・・・
花穂の下の葉を白く変えている
白くなった葉を裏返しても白くなく表面だけが白 (片白草)
花期に葉を白くするのは虫媒花である為に、虫を誘う必要から
白くて目立つ様に進化したのではないかといわれているそうだ
真上から撮ってみた
絶滅を心配している県もあるようですが、ここは群生してその心配なし
(26年7月2日撮影・近隣にて)
雑節(ざっせつ)とは、二十四節気・五節句などの暦日のほかに、季節の移り変りを
より適確に掴むために設けられた、特別な暦日のこと。一般に雑節と呼ばれるのは、
右の9つ。節分・彼岸・社日・八十八夜・入梅・半夏生・土用・二百十日・二百二十日。