
「白川の関跡」で、白川の関を越える芭蕉と曽良の銅像と句碑を見て、
小生もいにしえに思いをはせて、駄作の一句を詠んで今日の絵日記。
「風流の 初めやおくの 田植うた」 芭蕉
「卯の花を かざしに関の 晴着かな」 曽良
「芦野の湯 そよぐソヨゴの 実も赤く」 とみー
芭蕉・曽良の銅像と句碑 左の木は卯の花(ウツギ)

足元の句碑の文字が風化でかすれて読めないのが惜しい
右に芭蕉の句(風流の・・・) 左に曽良の句(卯の花を・・。)

銅像の左にある卯の花に垂れる実


ソヨゴ(初見)芦野温泉ホテルの玄関先にて



(27年11月6日撮影白河関の森公園、芦野温泉ホテルにて)
メモ <句意>
「風流の 初めやおくの 田植うた」芭蕉
白河の関を越えると、歌いながら田植えをするという、趣きのある光景を
目にして、旅に出て最初の風流な味わいを詠んだ句
「卯の花を かざしに関の 晴着かな」曽良
白川の関を越える時、古人は正装に改めたそうであるが、曽良には着替えの
用意はない。せめて道端に白く咲いている卯の花をかざしにして(それを)
関越えの晴れ着にしようと詠んだ句